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 ≫アロマテラピーについて(4) ◆ハーブティーハーブティーの世界では、どんな植物でも、木でも人間の生命に働きかけることができるものであれば、
全てをハーブと呼びます。また、葉から茎、実、種、花、根、樹皮にいたるまで全てをハーブの一種としています。
椿に似た低木で学名Thea sinensisという植物を素材にして3通りの方法で加工をすると、
それぞれに種類の違うお茶になりました。これが、私達にもおなじみの緑茶、紅茶、ウーロン茶です。〜一杯のお茶がもたらす、極上のリラクゼーション〜
    ハーブにはたくさんの効用があります。自然の恵みですね。
ここでは、一部のハーブティーの効用と味をご紹介をしましょう。
もちろん、単品で飲まれてもいいのですが、好きな組み合わせで自分のブレンドを作ってもいいのです。
ブレンドについては、次回にご紹介しましょう。
下記に述べておりますが、市販のティーパックは一般人に人気のあるものや効能別に上手にブレンドしたものです。
手軽に楽しめます。 
 1.ネトル
 日本茶に近い味がします。日本人には一番のみやすいかもしれません。
作用は、増血や抗アレルギー作用。花粉症、貧血、通風、糖尿病予防等に有効です。
 2.ペパーミント
 すーっとする効果で、風邪の時の鼻づまりや胸やけ、二日酔いにも効果を発揮します。
古代ギリシャ人がもっとも好んだハーブ。船酔いにも効果があります。
 3.セージ
 味も香りも力強いハーブです。風邪を引いたとき、疲労、肩こり、腰痛にもってこいです。
熟睡でき、翌朝に疲れが残りません。胃腸も丈夫にしてくれます。
 4.ローズヒップ
 ビタミンCをたくさん補給できます。パソコンでの疲れ眼、喉かれなどに効き、タバコとお酒を飲む方には、
是非お薦めしたいハーブです。
 5.タイム
 殺菌力があります。風邪を引きやすい人、インフルエンザ予防やアレルギー鼻炎などの炎症、感染症には、
タイムでうがいをしてみてください。効きます。
 
 
   
 ◆おいしいハーブティーの入れ方  1.ティーポットがあればいいのですが、無いときは急須でも結構です。
ティーが冷めないように、あらかじめ急須とティーカップをあたためておきます。 2.その間にお湯を沸かし、急須が温まりましたらハーブを2g(大体ティースプーン1さじでティーカップ2杯分に
なります)それを急須に入れて、必ず沸騰したお湯を注ぎいれます。
 3.蓋をし、約5分くらい抽出する為におき、それから香りと共に飲みましょう。
 
 
 ◆ティーバックの入れ方  よく市販でみかける粉末状のティーパックをつかえば簡単に楽しめます。
その場合は、カップにティーパックを入れ、熱湯を注いで必ず蓋します。蓋…を忘れずに。
充分に成分がしみ出してくるまで5分ほどそのままおいて、その後ゆっくりと楽しんでください。
タイマーをかける位してもいいかもしれません。大事な5分…。
紅茶のようなつもりですぐにあげてしまうと、折角の香り、味、効能が出ないままのうすいハーブティーになってしまいます。 
 
 <参考文献>
 ■ハーブティーの本 (サラ・ペリー著)
 ■おとうさんのためのハープティ入門
 
 
 
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